「毎日の料理が面倒くさい」
「忙しいから自炊に時間をかけたくない」
周りの環境が変化して、今まで自分で自炊していた人が外食になってしまった人が多いのではないでしょうか。
他にもコンビニやスーパーで弁当と総菜を購入し、自炊を諦めている人は少なくありません。
しかし、外食をしてしまうと1回の食事で1,000円前後かかってしまうため、数百円で済む自炊がお得です。
そこで本記事では、自炊が続かない理由を整理して、その解決方法を解説します。
解決方法を試せば生活費を抑えられ、金銭的な余裕ができますよ。
目次
毎日の料理が面倒くさい!自炊が続かない理由
そもそも毎日の料理が続かないのは、面倒くさいだけでしょうか。
自炊が続かないのは性格や暮らし方、1日のスケジュールなどで変わるものです。
いったいどのような理由があるのか、当てはまるものがあるかを確認してください。
時間を確保しないまたはできない
時間を確保しない、またはできない理由で、毎日の料理が続かない人が多いです。
例えば帰宅時間が遅すぎたり、帰宅しても娯楽を優先してしまったりして時間を確保しない人がいるでしょう。
他にも仕事の都合によって家に帰る機会が少ない人や、疲れて今すぐに寝たい人も少なくありません。
時間の少なさによって自炊の時間が確保できず、諦めてしまうのが理由の1つです。
疲れを癒すのを優先にするのもわかりますが、コンビニやスーパーのお弁当などで済ませてしまうと栄養バランスが偏ってしまいます。
結果的に健康的な身体になれず、毎日の料理が続きません。
献立に迷ってしまう
献立に迷ってしまうと自炊が続かない原因になり、毎日の料理が面倒くさくなります。
例えば栄養バランスを考えて献立を決めたものの、昨日と同じ料理になってしまうものです。
同じ料理にすると味に飽きてしまうため、自炊を辞めてインスタントや冷凍食品に頼ってしまいます。
実際に筆者も献立は決めますが、夜ごはんに作っておいたカレーを処理したくて、翌日もカレーを食べてしまいがちです。
飽きてくると冷凍食品のチャーハンを温め、どうにか味を変えようと自炊を諦めてしまいます。
なにより自炊の時間がかかる献立を決めたものの、時間を確保できなくなると自炊を断念せざるを得ません。
洗い物を出したくない
自炊のために料理をすると、洗い物が出てしまって面倒くさい人は多いです。
特に揚げ物だと油の処理をしなければいけないし、頑固な油汚れも掃除しなければなりません。
他にも冬だと水が冷たくて洗いたくないし、夏だと排水口に溜まった生ごみを処理しないと臭いが広がりやすいです。
結果的に洗い物を出さないでごはんが食べられるように、弁当や外食で済ませてしまいます。
面倒くさがりかつ一人暮らしの人にとって、当てはまるのではないでしょうか?
毎日の料理が面倒くさいときの簡単な解決方法
続いて料理が面倒くさいとき、おすすめの解決方法を解説します。
筆者が実際に行っている方法やサービスも紹介しているため、活用にしてみてください。
手間のかからない料理をする
時間の確保をしないまたはできない場合は、手間のかからない料理で解決してみてはいかがでしょうか?
例えばうどんは茹でるだけで完成し、炊き込みご飯は具材を炊飯器に入れてしまえば炊きあがります。
炒めたり揚げたりする工程があるとどうしても焦げないか心配になって調理場から離れられず、手間がかかって時間がかかるでしょう。
しかし、茹でたり炊いたりする工程は、放置しておけば勝手に完成するためおすすめです。
筆者は炊飯器にご飯とお肉を入れ、具材は手でちぎれるキャベツやほうれん草を入れるのが定番になっています。
特にニンジンは欠かせない食材で、皮をむかずにそのまま入れてもおいしいです。
野菜は皮のほうが栄養があるため、手間もかからずに効率よく食べられます。
曜日ごとに食べるものを決めておく
献立に迷ってしまう人にとって、曜日ごとに食べるものを決めておくのも良い解決方法です。
性格が気分屋だと不向きですが、スケジュール通りきっちり動きたい人にとっておすすめになります。
また、食べるものの種類が少ないと健康的ではないため、せめて3日分の献立は考えておきましょう。
基本的に主食・主菜・副菜が理想的な献立になり、1食当たりのエネルギー量と必要な栄養量を用意できれば問題ありません。
ただし、管理栄養士でない限り専門的な知識がないため、適切な量を食べるのが難しいでしょう。
理想は栄養バランスを考えたうえで1食約500kcal必要ですが、毎日用意できなくて困ってしまう場合は以下のサービスを検討してみてください。
注文までの流れが簡単で、必要な食材を必要な分だけ注文できます。
食器の上にラップを敷く
筆者が災害時に行った方法で、食器の上にラップを敷く方法があります。
当時は東日本大震災が発生した後の生活で、ろうそくで明かりを灯して、カセットコンロで温めたカレーをお皿によそって食べていました。
しかし、災害時は水が出ないことで食器を洗えなかったため、貴重な2リットルの天然水を使用してこびりついたカレーを落としていた経験があります。
そこで編み出したのが、食器にラップを敷いてお皿を汚さずに食べる方法です。
食べ終わったらラップをくるめて捨てるだけ。洗い物を出したくない人にとって利便性のある手段になります。
一人暮らしの筆者は3日分のカレーを作っておくのが多く、洗うのはスプーンだけです。
スプーンは水につけておいてカレーがこびりつかないようにしたり、小物なので10秒もあれば洗い終わったりでその日の気分に合わせています。
自炊をしている割合
「ひょっとして自炊をしていないのは自分だけ?」と考えてしまう人が多いと思いますが、年代によってわかれます。
2017年10月5日の調査・研究データによると、以下の年代ではっきりとした結果が現れているのが特徴的です。
- 20代女性
- 20代・40代・50代男性
- 30代・40代女性
参照:過去1年の自炊・外食・中食の増加状況と理由を調査 |ホットペッパーグルメ外食総研「すべての人に、食で笑顔を。」
具体的にどのような調査・研究結果になったのか、確認しておきましょう。
自分の年代と比較してみると、同じ考えの人は多いものですよ。
20代女性:自炊も外食も増えた
:20代女性は自炊が増えた人もいれば、外食も増えた人もいてバランスのいい結果です。
自炊が増えた理由として、「家計が厳しく、食事を減らしたい」人が多く、節約のために励んでいます。
上手く節約すれば1日の食事で数百円で収まり、家計を圧迫しないメリットがあって何よりおいしいです。
対して外食が増えた理由として、「人付き合いが増えた」人が多く、就職活動を経てさまざまな人と繋がりを持つ時期です。
人脈が広がって学びが深まる中、退勤して上司や同期と食事する機会が多いことでしょう。
他にも仕事が忙しい理由から自炊する時間や気力がなく、外食に頼ってしまう人は多いです。
20代・40代・50代男性:仕事が多忙
20代・40代・50代の男性は仕事が多忙になり、外食で済ませる人が多いです。
食材を購入して調理し、食べ終わって食器を洗うのは時間のロスと考え、なるべく早く食事を終えられるように外食を選択します。
特にお店で食べる人もいますが、近くのコンビニやスーパーで弁当や総菜を購入し、食べて容器をそのままゴミ箱に捨てるとより時短です。
他にも「お金に余裕が出てきた」「人付き合いが増えた」などの理由があり、忙しいわけではありませんが外食をする心の余裕が感じられます。
特に驚きなのが、「お金に余裕が出てきた」と回答した20代男性が圧倒的に多く、若い年代の優秀さがうかがえます。
回答の背景は定かではありませんが、インターネットを利用した活動が大きいのではないでしょうか。
30代・40代女性:仕事・子育て・家事が多忙
30代・40代女性は忙しいことが集約しますが、外食が多いわけではありません。
たしかに仕事・子育て・家事で忙しくなるとご飯を作る時間がなく、外食で済ませてしまう人もいます。
「なるべく簡単に済ませたい」回答が多く、食材購入から調理、食器洗いまでの時間を含めると外食は時短になる対策です。
しかし、子育てがあると教育費がかかり、家計がどうしても厳しくなってしまいます。
そのため、どんなに忙しくても自炊をする家庭があり、子どもに必要な栄養素が取れる献立にしていることでしょう。
なにより、子どもの人数が多いほど家計を圧迫が大きくなるため、進んで自炊をする家庭は多いものです。
まとめ
おいしいものを食べるのは好きだけど、毎日の自炊はどうしても面倒くさいものです。
自炊が続かないのは珍しくなく、仕事が忙しかったり、人付き合いが増えたりすると自炊をしなくなります。
自力で用意するのが面倒であれば紹介した解決方法を実践するか、忙しくても自宅に食材を届けてくれる宅配サービスを利用するのがおすすめです。